なぜ海外で日本語を学ぶ必要があるのか

マナまなBeeは、将来世界で活躍する子どもたちを、ことばの壁を超えて応援しています。

ことばは円滑なコミュニケーションに必要なだけでなく、論理的思考能力の基盤となるものです。

子どもたちは、家庭でのやりとりや学校での生活、本やオンラインからの情報など、様々な方法で刺激を受け、ことばを紡ぐ能力を培っていきます。しかし、海外での生活中には、日本語を運用する力が十分に育たず、日本帰国後の学校生活やキャリア形成に影響を与えることが少なくありません。

特に漢字や語彙は、本来、日々の生活の中でシャワーを浴びるように学ぶものであり、目や耳に触れることで身につけていくものです。しかし、海外在住の子どもたちにとっては、その機会が限られるため、ひたすら暗記しなければならない辛いものとなりがちです。さらに、漢字や語彙がわからないことが、帰国後に日本の学校で教科書が読めなかったり、友だちとの会話が続かなかったりする疎外感や孤立感につながることがあります。

実際、日本に帰国した子どもたちからは、日本の学校に馴染めずアイデンティティの喪失(逆カルチャーショック)を感じたという声が報告されています。

幼少期を海外で過ごすという体験は代えがたい貴重なものであり、そのような体験を持つ子どもたちは将来、日本と世界をつなぐ架け橋となって活躍する可能性に溢れています。

わたしたちは、日本語教育に携わる者として、子どもたちが漢字や語彙を楽しく学び、身につけ、海外生活で得た現地の文化や言葉と日本語を両翼として、世界を自由に飛び回っていくための土壌を提供していきたいと考えています。

特許システム

マナまなBee は、ことばを学ぶ場としての役割だけでなく、海外の地で新しく生活するご家族と地域をつなぐことも目指しています。そのためマナまなBee で集積した情報をメンバーの皆様と共有し、着任前から本帰国後までのネットワークを築いていきます(海外生活支援システム(特許出願中))。

マナまなBee に関わる全ての方が、海外でも安心して充実した毎日を過ごせるよう、全力でサポートいたします。